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論文

ウラン燃料要素に関する研究,6; インバース・ポール・フィギュアによる燃料ウランロッドの解析,1

武谷 清昭; 市川 逵生

日本原子力学会誌, 2(4), P. 190, 1960/00

われわれはJRR-3(国産一号炉)に使用するための燃料および金属ウラン燃料の開発のための研究を進めてきた。金属ウラン丸棒(10mm$$phi$$)の熱処理が熱サイクルに及ぼす効果についてはすでに発表してあるが、本報告ではその実験に用いられた試料についてX線回折法によって相対逆極点図という一種の集合組織図を求め、前に得られた熱処理法とG$$_{t}$$(熱サイクル成長率)との関係を説明する。相対逆極点図は Harris らによって開発されたものであるが、われわれは熱サイクルによって寸法変化を示さなかったものの結晶組織を基準として他の試料の組織を調べた結果、圧延のままの(基準試料に対する)いちじるしい集合組織はG$$_{t}$$の値と関係性を持ち、焼入れの効果によって消失することが明らかになった。このような実験の結果10mm$$phi$$の金属ウラン丸棒において一応の成果を得たので、現在25mm$$phi$$の試料の基本的な解析研究に着手した。つぎにさらにこの方法を発展させて金属ウランの集合組織が熱サイクルおよび再結晶によってどのような変化をうけるかということを研究した。これらの結果は次報にて報告する予定である。さらに上記の実験を総合して、天然ウラン燃料要素で実用されている燃料ウラン棒の評価解析を行い、将来のJRR-3運転時の燃料要素の校正性格解析の一助とする計画であり、さらには燃料要素ミートの検査法を新しく開発する資料とするものでもある。本報はこのような研究計画の一連の報告の一部である。

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